「転居先に税金徴収」で交渉
差押え解除・延滞金免除!民商の連係プレーで実現!

■2008/1/16

「沖縄県那覇市役所から給与の差押えを受けた」と、昨年末福島区在住の男性の相談を受けた福島民商は、那覇民商と機敏に連携し、那覇市役所に換価の猶予の請願を提出して交渉。差し押さえの解除と分割納付、延滞金の免除をかちとりました。

Nさん(43歳)は学校卒業後、本土や沖縄の会社に勤め、老親や障害のある兄弟の生活を助けてきました。大阪にきて5年間になり、会社で所得税と市民税を徴収・納付してきましたが、沖縄にいたときの市民税の滞納がありました。

 2006年に那覇市から滞納整理のために出張してきた職員が訪ねてきて、「2002年の市民税14万円、延滞金13万円の滞納がある」と述べ、毎月1万円ずつ支払う約束を交わしました。

 しかし、給与の手取り約20万円から年老いた両親への仕送り5万円、持病のぜん息の治療代2万円、借金の返済4万円を払うと生活がぎりぎりで、約束通りの1万円を支払うことはできませんでした。

 昨年12月14日、那覇市は勤務先の給与を差し押え、毎月の10万円徴収するという差し押さえ通知をNさんに送付しました。

 相談をうけた福島民商はすぐに那覇民商と連絡を取り合って交渉を開始しました。「親への仕送りもあり、とても払える状況になかった。納税緩和措置の換価の猶予、執行の停止にあたるのではないか」と申し入れ、商工新聞の「納税緩和措置」の記事も見せて、換価の猶予を求める請願書を提出しました。

12月27日付けで那覇市からNさんに、申し出でによる生活状況を鑑み、給与の差し押さえ10万円を3万円に減額し、差し押さえによる取立ては今回のみとし、残額については月額15,000円以上の分納を条件に、今後の差し押さえは解除し、完納後に延滞金は免除するとの通知を送付してきました。

Nさんは、「税金に無知なために苦しめられました。仕送りをするため生活が苦しく、納税ができずにいました。納税に誠意がないわけではないのです。扶養家族に親や兄弟をすることができ、税金がかからなくなることを知りませんでした」と話し、5年さかのぼって還付申告をすることにしています。


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